少年事件の付添人としての活動

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少年事件の付添人の役割

私は、学校を卒業してすぐに弁護士になったわけではありません。大学卒業後、社会人としての経験を経て、遠回りをして弁護士になりました。

少年事件では、これまでの経験も生かしながら、少年自身が将来の夢や目標に向かって進んでいけるような付添人活動をしたいと考えています。

ここでは、少年事件で付添人としてどのような活動ができるのかについて説明します。

少年の現在の状況を裁判所へ伝える

例えば、

「少年が今、何を考えているのか」
「これからどうしたいと思っているのか」
「被害者に対してどのような気持ちを持っているのか」

といったことを、付添人から裁判所へ報告することができます。

観護措置がとられ、少年鑑別所に収容されている間には、家庭裁判所調査官による調査が行われます。

もっとも、限られた面接だけでは、少年の考えや反省の程度を十分に伝えきれない場合もあります。

付添人が少年と面会し、その内容を報告書などの形で裁判所に伝えることによって、少年の現在の様子や考えを裁判所に伝えることができます。

少年の精神的な支え

少年鑑別所に収容されると、家族などとの一般面会には時間などの制限があります。

限られた面会時間では、少年と十分にコミュニケーションを取ることが難しい場合があります。

少年にとって、家族や外部の人との交流が制限された生活は、精神的にも負担となることがあります。

弁護士が付添人となった場合には、少年と面会し、事件についての話だけでなく、

  • 家族のこと
  • 学校や仕事のこと
  • 趣味のこと
  • 将来の夢や目標

などについて話をすることもあります。

こうした会話を通じて少年を精神的に支えるとともに、少年と付添人との信頼関係を築いていくことも、付添人活動の一つだと考えています。

少年事件の手続の流れを理解する

家庭裁判所から少年審判の期日を指定されても、

「審判では何をするのか」
「裁判官から何を聞かれるのか」
「今後どうなるのか」

が分からず、不安を感じる少年もいます。

付添人から少年事件の手続や審判について事前に説明することで、審判がどのように進むのかをイメージしやすくなります。

手続の流れを理解することによって、少年の不安を少しでも軽くすることができればと考えています。

第三者からの指導・助言

少年に対して親が繰り返し話をしても、なかなか聞き入れてくれない場合があります。

親子であるからこそ、感情的になったり、十分な話し合いができなかったりする場合もあります。

そのようなとき、第三者である弁護士から、今後の課題や改善すべき点について話をすることで、少年が異なる受け止め方をすることがあります。

少年自身と話をしながら、これからの生活や将来について一緒に考えることも、付添人の役割の一つだと考えています。

少年事件のご相談

片岸法律事務所では、少年事件のご相談をお聞きしています。

これまでの少年事件への対応経験と、自身の社会人としての経験も生かしながら、少年本人とご家族をサポートしていきたいと考えています。

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